活動

2012.01.08 GSDy描き初め2012(即日設計会)

「描き初め」は今年で5年目を迎える、GSDyの即日設計演習会です。
 今回の講師には、建築家の藤村龍至さんにお越しいただきました。


即日設計会

08 : 40 集合・課題発表
 今年は建築・土木・都市・造園から計21名の学生が参加しました。
 今回の対象地はJR鶯谷駅周辺地区。朝一番で藤村龍至先生から直々に(!)課題が発表されます。
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課題:「超鶯谷(Hyper Uguisudani)」の設計
 鶯谷は、東京の中でも個性が強く、誰でも一度は名前を聞いたことのあるまちであろう。ところが、山手線の中では乗降客数が一番少なく、知名度に反して行ったことのある人は多くないかもしれない。
 一般には「鶯谷=ホテル街」「吉原への入り口」という印象だが、正岡子規をはじめとする文豪がかつて住み着いたまちでもあり、上野公園・寛永寺とその霊園・鉄道・住居・商店街・小学校と幼稚園など、鶯谷駅周辺のごく限られたエリアに非常にたくさんのものが混在するまちでもある。実際に鶯谷に降り立ってみると、その「鶯谷らしさ」を一言で表現することは非常に難しい。
 そんな「鶯谷らしさ」を読み解き凝縮させ、「鶯谷らしいかたち」でできた街=「超鶯谷」を提示することを、本演習会の課題とする。
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 テーマが「まち」の「らしさ」の「かたち」であること、また、同時に発表された「現地見学は30分」「提出物は1/500ボリューム模型のみ」「模型はプロトタイプと最終案の2つを提出」という、通常の即日設計とは全然違う内容であることに参加者たちは困惑気味でした。
 なにはともあれ、描き初め2012、スタートです!

09 : 00 現地見学
 見学時間が30分しか無いので、みなさんいそいそと見学します。それにしても鶯谷、ディープなところでした…。

10 : 30 作業開始
 演習会会場の東京大学に到着後、各チームすぐに作業に入ります。さっそく模型で検討するチーム、コンセプトを入念に議論するチーム、スケッチで検討するチーム、取り組み方は様々でした。

15 : 00 第一提出
 全8チームのプロトタイプ模型が出そろいました!この時点で各チームとも全然違った提案になっています。
 こうして模型を8つ並べたとたん、それらを見比べながら各チームとも再び熱い議論が始まりました。

15 : 30 再び作業
 15時に第一案を提出してから、17時に最終案を一からつくってまた提出です。どのチームもラストスパート状態でがんばっています!

講評会

17 : 30 プレゼン開始
 全8チームのプロトタイプ模型、最終模型の計16個の模型を並べての講評会です!
 各チームのプレゼンに対して藤村先生がコメントをしていきます。

18 : 30 スケールチェック
 と思ったら、今度は地図と重ねあわせてスケールのチェックをしていきます。建築の様子、街路形態、空地の取り方が鶯谷らしいかを入念にチェックし、コメントしていきます。

19 : 00 マトリクスで比較
 さらに、講評のポイントをマトリクスで整理し、チームどうしで比較し、さらにコメントをしていきます。今までに見たことも無いような講評の進め方ですが、論点がクリアになり非常に分かりやすいです!

19 : 30 ディスカッション
 藤村先生の講評をふまえ、会場全体でディスカッションをしていきます。各チームの論点の違いや、専攻間での捉え方の違いを認識しました。

20 : 00 表彰式
 講評会、ディスカッションをふまえ、藤村龍至賞1 ~ 3位とオーディエンス賞が決まりました!おめでとうございます!
 入賞したチームには、豪華賞品が手渡されました。

20 : 30 描き初め2012終了
 今年の描き初めも、無事終了です!お忙しい中、講評にお越しいただいた藤村龍至先生、参加者のみなさま、本当にありがとうございました。課題内容から会全体の進行まで新しい取り組みばかりでしたが、藤村先生の指導と参加者の方々の力に支えられて、とても良い会になりました。
 丸一日の長丁場、お疲れさまでした!!

【リポート:高浜康亘 田中周平】