活動

2007.04.22 2007年度総会+一周年記念シンポジウム

東京大学にて、2007年度総会+一周年記念シンポジウムを行いました。

第一部 14:00~16:00 2007年度総会

初めに2006年度の活動報告として、境川見学会・八王子セミナーハウス合宿などのGROUNDSCAPE DESIGN youth(以下GSDy)単独での活動や、島根見学会・早稲田まちづくりシンポジウムなど、GSDyが参加、共同企画した活動等の報告が行われました。その後、年度会計報告があり、2006年度のワークショップの報告が行われました。

一通りの報告が終わったあと、前代表である中込浩樹と井上裕史から一年を振り返り、一言挨拶を頂き、その後新代表である岡田惇史・中村晋一郎・永山悟から挨拶がありました。

次に2007年度の活動として、ワークショップの予定を今回のワークショップ代表である照井丈大・伊藤啓輔から説明がありました。また年間予定、近日のイベント予定を中村晋一郎・村木正幸から説明がありました。

最後に、新役職について、メンバーの発表と挨拶がありました。会計に泉知行、広報に島津翔が新役職に就きました。

第2部 16:30~18:30 一周年記念シンポジウム「水と都市」

パネラーとして法政大学教授の陣内秀信氏、千葉大学准教授の岡部明子氏、首都大学東京准教授の小泉雅生氏をお招きして、シンポジウムを行いました。

初めにそれぞれ20分ほどのプレゼンテーションを頂きました。陣内先生からは世界の水辺の都市における様々な工夫や日本が見習うべき点を、岡部先生からはバルセロナをモデルとした水辺再開発の成功例を、小泉先生からは象の鼻地区プロポーザルについての設計コンセプトや横浜の水辺の歴史をプレゼンして頂きました。

その後、司会の島津翔(GSDy)を含め、ディスカッションを行いました。初めに司会から「近代」「市民」「公共」というキーワードが投げられ、それに関して1時間ほど自由な討論を頂きました。印象的だったのは、水辺というキーワードから最終的に「コラボレーション」というキーワードへと議論が発展したことです。GSDyの基本理念をもう一度思い起こせるようなシンポジウムになったと感じています。

学生主体のシンポジウムということで、会場の学生からの質問時間を多くとりました。会場からは多数の挙手があり、最後まで熱の入ったディスカッションとなりました。