活動

2011.9.23-24 海の博物館&漁村見学会

「海に生きること」をテーマに、三重県鳥羽市と志摩市に行ってきました。3.11の震災では巨大津波の被害に遭い、東北地方の漁村は壊滅状態となりました。島国である日本には無数の漁村があり、今後必ず起こる巨大地震による津波で再び被害に遭う可能性があります。そこで今回は、海の博物館で海での暮らしについて学び、漁村の日常を見て回りました。

報告書(2.06MB、PDF形式)

活動報告

23日12時、鳥羽駅に集合し、海の博物館へ。海の博物館の隅々を見学。夏の終わりの爽やかな気候で、内部空間のみならず外部空間もとても気持ち良かったです。

海の博物館学芸員の平賀さんとSOS運動本部のハタさんをお迎えし、海での暮らしについてお話しいただきました。漁をしながら生きていくために必要なものや技術、伝統や地域性など、1時間半たっぷりと勉強しました。

その後、非公開の収蔵庫も案内していただき、大きな木箱のような空間の中で貴重なコレクションを見学させていただきました。多彩な漁具と、その周辺に垣間見える漁民たちの生活に思いを馳せました。

24日午前は鳥羽市相差町という漁村を歩きました。相差は平面的な漁村です。港で船のペンキ塗りをしていたおばあさんとお話したり、堤防や海岸を歩いたりして思い思いに過ごしました。

昼食は相差の現役海女さんたちと新鮮な魚介類をいただきました。鳥羽は日本で一番海女さんが多く、中でも相差には多数の海女さんが住んでいます。取れたての魚介類を陽気な海女さんたちが焼いて、その場でいただくという贅沢をしてきました。

午後は志摩市大王町を歩きました。相差とは異なり、階段の多いそそり立つ漁村です。灯台から街を一望した後、階段を登ったり入り組んだ小道を歩いたり、波の音を聞いて考え事をしたり…愉快な街の方々とお話しすることもでき、とても充実した時間でした。

海に生きることを学び、肌で感じ、頭も心も胃袋も満足した2日間でした。台風が通過した後だったため海岸には流木などが打ち上げられていましたが、秋空は澄み、満天の星空を見ることが出来ました。自然の恐ろしさを背景にした見学会でしたが、それと同時に美しさも再認識できた見学会でした。参加者のみなさんの普段の行いが良いからですね!みなさんありがとうございました。