朝鮮通信使の道展(12月20日〜1月20日)開催のお知らせ(GS活動支援事業)

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 2007年は朝鮮通信使発足400周年であり、日韓各地でさまざまにイベントが行われています。徳川将軍の交替にともない、朝鮮王室から慶賀のための外交使節として江戸に派遣された朝鮮通信使の存在は、鎖国の時代といわれた江戸時代に東アジアの間で豊かな国際関係が築かれていたことを物語っています。
 500人前後の朝鮮外交団に加えて、嚮導役の対馬藩士、各藩の随行員など、都合1500人が海路と街道を約10ヶ月をかけて動くことから、通信使の往来は華やかなページェントを散りばめた国際イベントとなり、多大の施設やインフラの整備をともなうこととなりました。
 そうした建築物や土木構築物の中には今日まで継続されているものも少なくなく、全体で「朝鮮通信使遺産」とでも呼べるような遺産の系をかたちづくっています。本展覧会は、日韓にまたがるこれらの遺産に着目し、その形成プロセスと利用のされ方、その後の継承の仕組み等について「朝鮮通信使の道」という見方から再評価を行うものです。

                記

□主催:日本建築学会建築博物館/日本イコモス国内委員会/韓国建築歴史学会
□後援:駐日大韓民国大使館韓国文化院/「朝鮮通信使」交流議員の会/朝鮮通信使緑地協議会/GSデザイン会議
□会場:建築会館ホール(港区芝5-26-20)
□公開日時:2007年12月20日(木)〜2008年1月20日(日)
      開館時間10時−19時(土、日、祭日は17時まで)
      *休館 12月29日−1月4日
□展示内容:・朝鮮通信使に関わる古地図、絵図、指図、写真
      ・朝鮮通信使遺産の復元図、模型
      ・草梁の倭館の復元図、模型
      (全体として日韓から50点程度の展示物)
□シンポジウム期日 1月12日(土)13:30-16:30
□場所 建築会館ホール(港区芝5-26-20)
 詳細は下記をご参照下さい。
http://news-sv.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=1845